本年5月に開幕するミラノ万博での展示に関して、DEVNETインターナショナル(以下DEVNET)とKIPインターナショナル・スクール(以下KIP)の間で、パートナーシップ協定が結ばれました。
KIPはDEVNETと同じく国連認証の非営利・非政府団体で、ミラノ万博では独自のパビリオン「KIPパビリオン」を会場内に設置します。DEVNET Tokyoではこの動きに連動し、日本支局として独自の展示を予定しています。
■KIPとは
KIPは国連の「ミレニアム開発目標」におけるK=Knowledege(知識)、I=Inovation(改革)、P=Policy(政策)を担う組織として活動し、そのスタイルは常にTerritorial Practice(地域実践)に根ざしています。詳しくはKIPインターナショナル・スクール概要をご覧ください。
KIPインターナショナル・スクール概要(日本語抄訳) (PDF)
協定に関するKIP公式ホームページ掲載記事(日本語全訳) (PDF)
■KIPパビリオン
KIPパビリオンは一般展示場、160席シアター、調理実演スペース、レストラン、屋外イベント会場を有するたいへんユニークな形状をしたパビリオンです。また、その立地はメインゲートのすぐ近くで、隣接施設には、ミラノ万博2015のメインパビリオンとなる「パビリオン・ゼロ」、また同一敷地内には「国連関連展示の屋外展示施設となる「国連ガーデン」が設けられています。
KIPパビリオンの立地:メインゲートに近く、会場を貫くメインストリートからアクセス可能
です。 日本館からはやや離れています。
KIPパビリオンの周辺施設:メインゲートに近いだけでなく、同一敷地内に国連ガーデン、
隣接して、本万博のメインパビリオンである「パビリオン・ゼロ」が立地します。
KIPパビリオンの展示空間:ユニークな形状は、展示・イベント・会議など多彩な演出で
入場者の関心を引き出すことでしょう。
■DEVNET Tokyo の参加スタンス
今回の万博テーマは、「Feeding the Planet, Energy for life=地球に食料を、生命にエネルギーを」です。また、それに呼応した国連のテーマは「The Zero Hunger Challenge・United for a sustainable world = 飢餓ゼロへの挑戦:持続的世界実現に向けての団結」です。かねてから、発展途上国の経済発展、貧困の撲滅を主要課題としてきたDEVNETでは、同じ志で活動を続けるKIPと手を携え、国連メンバーの一員としてイタリアはミラノで、この世界希求のテーマについて考えて行きたいと思います。
これに合わせて、DEVNET Tokyo ではミラノ万博での展示を希望する日本国内の企業を募集したいと考えています。例えば、低コストで高栄養の食品を製造するノウハウや企業による途上国援助など、万博のテーマに沿いなおかつ社会貢献度の高い技術や実績などを世界が注目するステージでPR・販売していただきます。募集要項に関しては近日中に追ってご案内いたします。